【翻訳】チェコの強豪が考える『マジック・オリジン』構築向きカード(前編・信心の強化) by Adam Koska

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Blackborder.comより、チェコの強豪アダム・コスカがマジック・オリジンの構築向きカードについて解説をしています。
前編の今回は、赤単や信心など既存アーキタイプを強化するカードについて解説しています。

一部省略、意訳を含んでいますので、是非原文も見てみて下さい。


こんにちは!

前回の記事でマジック・オリジンの2つの新プレインズウォーカー、ギデオンとリリアナについて話をしたが、今回は他のカードについてもみてみよう。(訳注:後編で触れる予定です)
スポイラーは随時追加されていて、オリジンのリリースまで2週間をきっている。
皆が興奮するのも当然のことだろう。
では新しいカードがトーナメントにどのような影響を与えるか見ていくことにしよう。

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ゴブリンの群衆追い

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現時点で最高にびっくりしたカードは《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》だ。
このカードはかつてのスタンダードやエクステンデットそしてレガシーで大活躍した。
ゴブリンの戦長や首謀者はいないが、モダンにもスタンダードにもゴブリンは沢山いる。
またカードの質より量で攻撃するのが群集追いの特徴だ。
ドラゴンの餌、軍属童の突破、そして熟達扇動者と合わせて使えば、4ターンで勝つことも可能だ。
鋳造所通りの住人やアタルカの命令も、トークンは生成しないが、相性が良い。
既に赤のアグロは一大勢力だが、群集追いはそれを押し進めるだろう。
あと1,2枚、優秀なゴブリンがオリジンに収録されれば、9月のローテーションまでは”ゴブリンの夏”になるだろう。

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潮流の先駆け

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タルキールがリリースされるまで、皆の関心事はどれだけ信心シナジーが得られるか、だった。
唯一緑系の信心だけが、ハイブリッドカードが無くなっても、生きながらえることができた。
常に青、黒、赤の可能性は考えられていたが、最近は多色が主流になっていた。
しかし現在のカードプールであれば、信心を満たすカードも充分にあるのではないだろうか。
ローテーション落ちする最後のチャンスに、緑以外の可能性を考えてみよう。

タッサがこの9ヵ月スタンダードで見かけなくなってしまったのは、優秀なダブルシンボルのカードがいないことによる。
しかし《潮流の先駆け/Harbinger of the Tides》によってそれも変わった。
2ターン目に信心2を与えてくれるだけでなく、たまにエルフの神秘家や鋳造所通りの住人もバウンスしてくれる。
また4マナ払えばコンバットの計算を狂わせることができ、オジュタイも戻すこともできる。

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もし青単信心が戻ってきたとすると《フェアリーの悪党/Faerie Miscreant》も選択肢になる。
これは惑乱のセイレーンのように、ギリギリプレイ可能な1マナ1/1飛行だ。
カードパワーの低い1マナクリーチャーを使うリスクは、複数枚引いたときの弱さだ。
しかし信心デッキである以上、1マナクリーチャーが必要だという矛盾をかかえている。
フェアリーの悪党は複数引いた時の埋め合わせをしてくれる能力をもっていて、沢山引きたいぐらいだ。

青単信心は強力なデッキになる可能性を持っていると思うが、非常にやっかいな存在がいる。
それはゴブリンの群集追いだ。
どうすることもできない9点アタッカーは非常に対処が難しい。
もし本当に青単信心が強いデッキならば、岸砕きの精霊やグドゥルの闇潜みを変異としてプレイするだろう。
だとしても、よく当たり得るデッキに致命的なカードが入っているというのは頭の痛い問題だ。
別の色をタッチするというのも選択肢だが、たった3ヶ月の間に信心のプレイヤーは群衆追いへの回答を見つけなければいけないことになる。

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徴税の大天使

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白信心は存在はしていたが、ニクソスを使いながらも、成功を収めたことは無かった。
しかしオリジンの登場でようやく日の目をみるかもしれない。
《徴税の大天使/Archangel of Tithes》は4マナで3信心を稼ぐだけでも非常に強力で、ニクソスが無かったとしても充分なパワーを持っている。
特に赤に強く、かき立てる炎で焼かれないタフネスとミニプロパガンダは、面で攻めてくる相手には最適だ。
その他のアグロやミッドレンジに対してもこの能力は役に立つ。
この能力の素晴らしい点は、対戦相手はこれから戦闘で起こることを予想して、マナを残したアタックをしなければいけないということだ。
大天使のコントローラーから見ると、その時点で対戦相手がしてきそうなことと、できないことを切り分けることができる。
不動のアジャニやヘリオッドで警戒をつけることができれば、まさしく攻守で活躍する。

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大天使は信心を得るのに最高のカードで、ニクソスが回り始めれば《キテオンの不正規軍/Kytheon’s Irregulars》に大量のマナを注ぎ込めば良い。
繰り返しになるが、元サイズも優秀で、しかもニクソスと非常に相性が良い、素晴らしいクリーチャーを手に入れたということだ。
さらに大天使は小さなクリーチャーに強く、不正規軍は大物に強い(オジュタイには対処できないが)。
ヘリオッドは最も弱い神だが、一方で青や黒のように、信心にそこまで頼ることなく、ボーナス付きのアグロ・ミッドレンジとして戦えるだろう。

後編へ続きます


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