【翻訳】メングッチの考える『マジック・オリジン』のレガシーへのインパクト 新カードとマリガンルール by Andrea Mengucci

Magic-Origins-logo

アンドレア・メングッチがマジック・オリジンのカードをレガシー目線で評価しています。
また、好意的に受け止められている新マリガンルールですが、トッププロである彼はどのように考えているのでしょうか。
(Channel Fireballより)

一部省略、意訳を含んでいますので、是非原文も見てみて下さい。


マジック・オリジンのリリースが直前に迫っていて、フルスポイラーが出るのが待ちきれない。(訳注:この記事はフルスポイラー公開の前日に書かれています)
今回はレガシーで使われるであろうカードについてみていこう。

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ランド:溶鉄の渦と精霊信者の覚醒

ランドデッキはレガシーで重要なデッキの一つだ。
デルバーの天敵で、燃え柳と罰する火を壌土からの生命で回収されると太刀打ちできない。

マジック・オリジンでは更に2枚の使用可能なカードが追加された。

1:《溶鉄の渦/Molten Vortex》

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ミニ突撃の地鳴りで、起動にコストがかかるがプレイは簡単だ。
ロームエンジンが回り始めると不要な土地をすべて活用できるし、死儀礼に対処できるのもよい。

また面倒なソープロやヴェンセールを無視した勝ち手段にもなる。

2.《精霊信者の覚醒/Animist’s Awakening》

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見かけ倒しの可能性もあるが、カウンターの入っていない相手には、後半活躍することは間違いない。

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ANT: 闇の誓願と一日のやり直し

ANTはマナ加速からむかつきで苦悶の触手でフィニッシュするという単純なデッキに見えるが、実はレガシーで最も難しいコンボデッキだ。

むかつきか炎の中の過去がキーカードになるが、このデッキには冥府の教示者とGrim Tutorしかサーチカードがない。
前者は4枚確定だが、Grim Tutorは1枚のリストも多い。
マジック・オリジンでは新たな選択肢として闇の誓願が加わった。

1.《闇の誓願/Dark Petition》

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沼、暗黒の儀式、暗黒の儀式、ライオンの瞳のダイヤモンドという状態で、闇の誓願に対応してダイヤモンドをサクると黒6マナが出る。
むかつきをサーチすれば1ターンキルだ!

このカードがANTに入ることは簡単に想像できる。
あとは何枚入れるかを調整するだけだ。

サイド後は、安らかなる眠りや虚無の呪文爆弾が入ってくるが、メインでは魔巧の誘発を阻止することは難しい。
今後は5マナ域に注意するべきだ。
特にダイヤモンドがあるとそれだけでゲームが終わる。

2.《一日のやり直し/Day’s Undoing》

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Timetwisterはヴィンテージストームの必須パーツだが、このカードは遠く及ばない。

マナを浮かすことが出来ないのはTimetwisterとしての意味がない。

使い方が非常に難しく、少なくともこのデッキではないだろう。

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《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare》

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サリアはデス&タックスの必須パーツで絶対に抜くことは無い。

このカードがサリアでないことは見ての通りだが、抵抗の宝球効果が増えるのは、薬瓶、不毛の大地、リシャーダの港を使ったデッキでは役に立つ。
またタルモゴイフや真の名の宿敵とにらみ合いになりやすいこのデッキでは、セラの復讐者やちらつき鬼火の様に、飛行であることに価値がある。

私はヴリンの翼馬はデス&タックスで、充分使用する価値のあるカードだと考えている。

《神聖なる月光/Hallowed Moonlight》

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モダンでは役に立つが、レガシーには既に封じ込める僧侶がいる。
僧侶にはコンボに対するクロックにもなるというメリットもある。
薬瓶と僧侶を同じデッキに入れることに抵抗があるのなら使っても良いだろう。

《無限の抹消/Infinite Obliteration》

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スニークショーには4枚のグリセルブランドとエムラクールしか入っていない。
両方抜けば勝ち確定だ!

追記:現在ではオムニテルの方がスニークショーよりも優勢で、クリーチャーを必要としない。
恐らく使わないだろう。

《潮流の先駆け/Harbinger of the Tides》

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レガシーのマーフォークは、クリーチャーデッキに強いテンポデッキだ。
相手のテンポを崩して、タルモゴイフやデルバーとのレースに勝てる良いカードだ。

マーフォークのサイドに採用されることを確信している。

《強欲なドラゴン/Avaricious Dragon》

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ドラゴンストンピーは常に新しいラクドスの地獄ドラゴンの相棒を探している。
ギャサンの略奪者とも相性が良く、デッキの軸になるカードだ。

あまり対戦したことが無いかもしれないが、1ターン目に血染めの月をプレイすることが可能なデッキだ。

《群れのシャーマン/Shaman of the Pack》

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主にモダンが活躍の場で、レガシーでは既に自然の秩序から孔蹄のビヒモスがある。
しかしワイアウッドの共生虫と相性が良く、ガイアの揺籃の地があれば複数回プレイできるし、樺の知識のレインジャーのマナサポートもある。
緑の太陽の頂点でサーチできる点も見逃せない。
デッキに入る可能性は充分ある。

エターナルフォーマットにおける新マリガンルール

初めて新しいマリガンルールについて聞いたときは興奮した。
リミテッドの様にカードアドバンテージが重要なゲームでは、素晴らしい変更だ。
しかし構築、特にレガシーやヴィンテージへの影響についてもう少し考えてみた。

先手のマリガンしたプレイヤーが、デルバーともみ消しを構えていたらどうだろう。
占術はもう一枚のカードよりも価値がある!
デルバーをプレイして裏返した方が良いのか、もみ消しを構えた方が良いのか選択できる。

コンボデッキは、Force of Willのプレッシャーを受けながらも、パーツを求めてマリガンしなくてはならない。

ゴブリンの放火砲デッキや、All-Spells、Tin Finsを考えてほしい。
防御手段を構えながら1ターンキルがしやすくなるだろう。
個人的にはこの手のデッキは”レガシーの癌”だと考えているので、アドバンテージを与えるルール変更には反対だ。

ヴィンテージでもBazaar of Baghdadに頼っているデッキがあるので、このルールは追い風になる。

結論として、このルール変更はスタンダードやリミテッドでは素晴らしいが、レガシーやヴィンテージではマイナスだと個人的には考えている。

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