【翻訳】これこそジェイスデッキの正解!フィンケルのジェスカイアグロ解説 by Jon Finkel

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Channel Fireballより、ジョン・フィンケルのプロツアー『マジック・オリジン』使用デッキ解説です。
残念ながら上位に残ることが出来なかったものの、パンテオンの作り出したもう一つのジェイスデッキとして要注目です。
文中にもあるように、赤単を苦手としているのでメタ的に厳しい状況にあった、といえるでしょう。
前日に書かれているので結果と一致しませんが、それだけチームウルトラプロの、赤単の完成度が高かったともいえるでしょう。

一部省略、意訳を含んでいますので、是非原文も見てみて下さい。


明日、もしくは数日前、私はジェスカイアグロをプロツアーでプレイしているだろう。
その理由をお答えしよう!
それは≪ヴリンの神童、ジェイス≫が存在するからだ。
今回のプロツアーでジェイスが台風の目になるだろう。
全てのデッキがジェイスを使ってもおかしくないし、勝利するデッキの必須パーツといってもよいだろう。
マジック・オリジンで最もインパクトを与えるカードだ。

ジェスカイはジェイスによって非常に強化されたデッキだ。
まず、ジェスカイには軽くて強力なスペルが多い。
そのため序盤をさばいた後すぐ変身できるし、フラッシュバックの対象にも困らない。
ジェスカイの魔除けで時間を稼ぐよりも有効な戦略だ。
乱撃斬や稲妻の一撃があるので対戦相手のジェイスにも対処できる。
4枚の1マナ除去と、4枚の2マナ除去がジェイスを封じてくれる。
これまでジェスカイは2マナ域が弱いという弱点があったが、マナカーブの穴も埋めてくれる。
我々のジェイスに対する理解が正しければ、ジェスカイはメタゲーム上最も有利な位置にいる(思考囲いと相性が良いことも否定はしないが)。

ヴァンクーバーには6日前、土曜の朝に到着した。
スタンダードをプレイするのは前回のプロツアー以来だが、史上最高のチーム・パンテオンの存在があるので非常に前向きな気持ちだ。
初日は肩慣らしとして、仲間と一通りのデッキを回した。
世界選手権のディフェンディングチャンピオンであるシャハール・シェンハーがジェスカイを取り出し、私は直感した。
去年のハワイからジェスカイには非常に魅かれていたし、ジェイスで強化されたと感じていたからだ。

少し話はそれるが、シェハールとアンドリュー・クネオがドラフトをしていたときのこと。
2ターン目にトーパの自由刃をプレイした。
クネオが天界のほとばしりを構えていそうだったので、彼はアタックできず、隕石が間に合ってしまった。
その後もアンドリューはシェハールを隕石で悩ましていた。
そこで私とシェハールはいたずらを仕掛けることにした。
彼の目にするいたるところ、靴、メガネケース、枕、財布、ズボンのポケット、他にも見つからなかった色々なところに隕石を隠すことにした。
彼はこれを読んではじめて真相がわかったはずだ。

話を戻すが、このデッキにも改善点はあった。
熟達扇動者が抜けたことにより、盤面支配力が落ちている。
しかし衰滅やジェイス対策が溢れている環境で、3ターン目の動きとしてはあまり強くない。
クリーチャーの枚数を減らさないために、灰雲のフェニックスを使うことにした。
飛行のプレッシャーであり、コントロールデッキにも強く、アブザンの魔除けが無いアブザンカラーに有効だ。
また包囲サイ対策として、またクリーチャーを守るのにも使える便利なカード、勇敢な姿勢を加えることにした。

そして土地を25枚から24枚に減らした。
ジェスカイにとって、正しい枚数の土地と色をそろえるのは非常に重要だ。
以前は悩まされることが多かったが、ジェイスがそれを改善してくれる。
熟達扇動者を抜いたので、かき立てる炎を2枚の極上の炎技と差し替えた。
1マナ軽いだけでなく、コントロールデッキにカウンターされないのも重要だ。

最後にオジュタイの命令を加えた。
1枚刺しに相応しい用途の広いカードだ。
全ての能力に大活躍する場面があるが、そうでないときもあるので複数枚は必要ない。

これが最終的なリストだ。
シェハールとカイが全く同じで、ベン・ルービンは少しだけ違う。
(ベンは2敗の成績優秀者のリストに掲載されています)

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Jeskai Aggro

4:《神秘の僧院/Mystic Monastery》
3:《天啓の神殿/Temple of Epiphany》
3:《凱旋の神殿/Temple of Triumph》
4:《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
4:《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge》
4:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2:《島/Island》
2:《平地/Plains》
1:《山/Mountain》

4:《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy》
4:《道の探求者/Seeker of the Way》
4:《カマキリの乗り手/Mantis Rider》
2:《灰雲のフェニックス/Ashcloud Phoenix》
2:《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》

4:《乱撃斬/Wild Slash》
4:《ジェスカイの魔除け/Jeskai Charm》
4:《稲妻の一撃/Lightning Strike》
2:《極上の炎技/Exquisite Firecraft》
2:《勇敢な姿勢/Valorous Stance》
2:《時を越えた探索/Dig Through Time》
1:《オジュタイの命令/Ojutai’s Command》
※土地が27枚になっています

サイドボード
3:《大地の断裂/Seismic Rupture》
2:《アラシンの僧侶/Arashin Cleric》
2:《否認/Negate》
2:《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
2:《前哨地の包囲/Outpost Siege》
2:《勇敢な姿勢/Valorous Stance》
1:《時を越えた探索/Dig Through Time》
1:《悲劇的な傲慢/Tragic Arrogance》
※サイドボードが16枚になっています


マッチアップ相性の話をすると、ジェスカイは特別に有利・不利がつかないデッキだ。
どのデッキにもうまく立ち回れる。
また特定のデッキに勝てるようなチューンもしていない。
素早いアグレッシブな飛行クリーチャーと、多くの火力で遅いデッキを攻め立てる。
結集デッキを8回連続で倒した後、クネオも降参した。
あえて言うなら赤単は一番戦いたくない相手だ。
コントロールとしての立ち回りが必要になるが、1ゲーム目は十分なパーツが揃っていない。

コントロールデッキは、構築によっては厳しいが、大抵は有利だ。
予知するスフィンクスと僧院の包囲は出されたくないカードだ。
ミッドレンジは最も得意な相手で、飛行と火力で勝てるだろう。
クリーチャーか本体か、火力の打ち方を覚えれば、対戦相手が盤面を整える前に終わらせられる。

ジェスカイは近い将来ポピュラーなデッキになると思う。
スタンダードの最重要カードであるジェイスを最も上手く使用でき、最も簡単にジェイスに対処できるデッキだからだ。

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