【翻訳】プロツアーチャンプによる『戦乱のゼンディカー』ドラフトアーキタイプ解説・欠色編 by Joel Larsson

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mtgmintcardより、プロツアー『マジック・オリジン』の優勝者ヨエル・ラーションによる、『戦乱のゼンディカー(BFZ)』のドラフトアーキタイプ解説です。
この環境は非常にシナジー重視のため、シールドよりもドラフト向きだそうです。
各色の組合せで、それぞれ特徴のあるデッキになります。
全3回に渡ってお届けし、今回は欠色シナジーを活用したデッキについてみていくことにします。

全3回のリンクはこちら

一部省略、意訳を含んでいますので、是非原文も見てみて下さい。


序文

今日は『戦乱のゼンディカー』ブースタードラフトのアーキタイプについてみていこう。
モダンマスターズのリミテッドと同様に、このフォーマットはシナジー重視の環境だ。
なのでプレリリースで経験しただろうが、シールドは非常に大味になる。

モダンマスターズのシールドではシナジーが欠けるため、5色デッキになる場合も多かった。
戦乱のゼンディカーの場合は、エルドラージをトップにした、適当な2,3色のミッドレンジになる。
そうでない場合は非常に強いデッキになるが、そんなことは滅多にない。

シールドでは引いたカードを使うしかないが、今回はドラフトのアーキタイプだ。
各戦略を活かすためのキーカードを紹介していこうと思う。
そのアーキタイプに最適な、3枚のレアとアンコモン、5枚のコモンをリストアップした。
しかし、常にそれらのカードを最優先でピックするという意味ではないということを注意してほしい。

例えば《空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawner》はどのトップコモンのリストにも載っていないが、それはこのカードが常に強いからだ。
空中生成エルドラージ

では始めよう!

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赤黒欠色アグロ

トップ親和レア・レア

陰惨な殺戮 塵の中を忍び寄るもの連射する暴君
トップアンコモン

殺戮の先陣 ハヤバイ 不快な集合体
トップコモン

淘汰ドローン 威圧ドローン 棘撃ちドローン 虚空の接触 完全無視
赤黒欠色アグロは真っすぐなビートダウンだ。
無色のクリーチャーを組み合わせることで、より大きな効果を得ることができる。
クリーチャーの質が高い代わりに、エルドラージ末裔トークンは出すことができない(墓の出産ぐらいだ)。
墓の出産

なので大型エルドラージまでマナ加速するのは難しい。
またタフネスが低めなので一旦失速すると立て直すのが難しい。
しかし棘撃ちドローンや威圧ドローンの様に、直接本体を狙う手段ももっている。

黒はコモンの選択肢が多く、淘汰ドローン・泥這い・完全無視などで、追放や嚥下を誘発しやすい。
一方、赤には虚空の接触ぐらいしかないので、精神を掻き寄せるもの・昇華者の突撃の様に、お膳立てが必要なカードを使いたければ、能力持ちカードを早めにピックする必要がある。

1つ覚えておいて欲しい!
シナジーは重要だが、あくまでも速攻でゲームを終わらせることが目的だ。
例えば、マキンディの滑り駆けは優秀な2マナクリーチャーだし、確実な一撃も同様に優秀なトリックだ。
マキンディの滑り駆け 確実な一撃

シナジーのためにカードパワーを下げない方が良い。
ゲームプランに沿ってピックするのであって、シナジーだらけの束を作るわけではない。

赤黒欠色アグロは15~17枚のクリーチャー、6~9枚のコンバットトリックと除去、16~17枚の土地が適正だと考えている。
マナカーブは低めにして、盤面を固められる前にゲームを決める。
アグロをドラフトしていると、大きなクリーチャーに対してチャンプアタックをしたくなる場合が多いが、石の怒り・連射する暴君・棘撃ちドローンの様に、打開してくれるカードがあることを意識しておくこと。
石の怒り

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青黒嚥下コントロール

トップ親和レア・レア

深水の大喰らい 荒廃を招くもの 不毛の地の絞殺者
トップアンコモン

波に漂うもの ウラモグの失却させるものウラモグの回収者
トップコモン

霧の侵入者 水底の潜入者 淘汰ドローン 精神を掻き寄せるもの 破滅の昇華者
青黒嚥下コントロールはその名の通り非常にコントロール志向のデッキだ。
タフネスが高く、スペルも大振りで防御的なものが多い。
また嚥下を持ったカードを、最も多く使うことができる。

嚥下持ちでリソースを稼ぎ、高タフネスのクリーチャーと除去で盤面を構築する。
最終的にはウラモグの回収者・精神を掻き寄せるものの様な、中堅クリーチャーでアドバンテージを稼ぐ。

勝つためには回避もちのクリーチャーが必要だが、飛行クリーチャーに相打ちを取られてしまう。
最も簡単な方法は大物を使うことだ。
コモン枠では破滅の昇華者がライフを回復でき、盤面も固めてくれるので役に立つ。
それらで時間稼ぎをしている間に、軍団を破壊するもの・ウラモグの強奪者の様なアンコモンのフィニッシャーにつなげるのだ。
軍団を破壊するもの ウラモグの強奪者

青黒嚥下コントロールは遅いゲームになるので、12~15枚のクリーチャー、8~11枚のコンバットトリックと除去、17~18枚の土地の様な構成になるだろう。
幸運なことにこの手のカードがこの環境には多く揃っている。

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青赤欠色アグロコントロール

トップ親和レア・レア

粗暴な排除?破滅の伝導者 希望を溺れさせるもの
トップアンコモン

昇華者の突撃 破滅を導くもの ウラモグの回収者
トップコモン
霧の侵入者 コジレックの歩哨 水底の潜入者 霞の徘徊者 呪文萎れ

青赤欠色アグロコントロールは上の二つの中間のアーキタイプだ。
赤という色の特性上、このデッキも大型エルドラージや覚醒スペルを打つより先に勝ちに行く。
しかし単純にアグレッシブなだけでなく、コントロール志向の面ももっている。

ハイブリッドなデッキなので、霞の徘徊者の様なカードは青黒コントロールよりも活躍する。
青黒コントロールと違い、大型フィニッシャーに気を配る必要もあまりないが、盤面を固める力が弱いことは認識しておいた方がよい。

アグレッシブな赤のクリーチャーと飛行クリーチャーに、コンバットトリックを組み合わせて勝利する。
コントロール気味に組んだ場合は、固いクリーチャーとカウンターを入れて相手のボムに対処でき、盤面製圧力も増すだろう。

青赤欠色は青黒よりも嚥下持ちが少ないので、何枚ドラフトするかは重要だ。
赤黒よりはシナジーのあるカードをピックできるが、青黒には劣る。
序盤に発動させたい場合は特に。

クリーチャーは14~16、スペルは7~9枚、土地は17~18枚が適正で、カードアドバンテージを稼げるカードも欲しいところだ。
ハイブリッドなアーキタイプなので、どのようなゲーム展開にしたいかは常に意識すること!
次回は緑黒サクリファイスと同盟者デッキについてみていきます。

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コメント

  1. PW より:

    青黒欠色アグロコンではなく青赤では?

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