【翻訳】メングッチのアブザンアグロガイド(前編) -純正と青アブザンはどっちが強い?- by Andrea Mengucci

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Channel Fireballより、イタリアの強豪アンドレア・メングッチによるアブザンアグロのプレイングガイドです。
最近のグランプリで優勝こそしていないものの、環境の王者であることは間違いありません。

今回は前編として、カード選択に関する彼の見解をご紹介します。
最近活躍を見せている、青入りアブザンアグロに対する意見も。
次回は実際のデッキ別サイドプランをお送りします。

一部省略、意訳を含んでいますので、是非原文も見てみて下さい。


またアブザンの時代が戻ってきた!

先週のGPブリュッセルでの人数をみてみよう:

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GPブリュッセル2日目、プレイヤー数226人

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GPブリュッセルではあらゆる場所に包囲サイがいた。

私は5回ミラーマッチに勝利して10-2になった後に、残念ながら3連敗して10-5という成績だった。

ミラーマッチには上手く対策出来たし、デッキテクでも紹介されたが、今回はさらに詳しく説明しよう。

もし明日トーナメントがあるとしたらこのリストを使うつもりだ:


Abzan
4:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
2:《梢の眺望/Canopy Vista》
1:《燻る湿地/Smoldering Marsh》
1:《窪み渓谷/Sunken Hollow》
4:《乱脈な気孔/Shambling Vent》
2:《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
2:《森/Forest》
2:《平地/Plains》

4:《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》

4:《始まりの木の管理人/Warden of the First Tree》
3:《荒野の後継者/Heir of the Wilds》
3:《棲み家の防御者/Den Protector》
4:《先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost》
4:《包囲サイ/Siege Rhino》
2:《風番いのロック/Wingmate Roc》

2:《ドロモカの命令/Dromoka’s Command》
4:《アブザンの魔除け/Abzan Charm》
2:《残忍な切断/Murderous Cut》
2:《絹包み/Silkwrap》

サイドボード
3:《強迫/Duress》
2:《精神背信/Transgress the Mind》
1:《絹包み/Silkwrap》
2:《究極の価格/Ultimate Price》
2:《次元の激高/Planar Outburst》
2:《自傷疵/Self-Inflicted Wound》
1:《風番いのロック/Wingmate Roc》
2:《神聖なる月光/Hallowed Moonlight》


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カード選択

搭載歩行機械?

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占術土地や三色土地が主流だった時代は、レベルアップする充分な時間があったが現在はそうではない。また英雄の破滅が幅を利かせていたことも大きい。
現在は絹包みとアナフェンザがどこにでもいるので、歩行機械は使いどきではない。

荒野の後継者

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搭載歩行歩行機械の穴を埋めるのがこれだ。
同型で最高の2マナクリーチャーであるだけでなく、赤系デッキの僧院の速槍を止められるのも大きい。

一方、ジェスカイやエスパー相手には特に強い所が無く、忌呪の発動対策にもならない。
エルドラージデッキ相手にも、ウギンで流されてしまう点はマイナスだ。

ドロモカの命令

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このカードはスタンダードで最も過大評価な1枚だ。
このカードは昨年の夏、かき立てる炎や極上の炎技があふれていた時は強力だったが、現在はアタルカレッドにすら強くない!

コントロールに弱いのは言うまでもないが、ミラーマッチでも後手の時や後半は除去をかまえられるので打つのが怖い。

それでも2枚使っているのはマナ効率が良いからだ。
緑白というコストは、残忍な切断が黒1マナで打てるときよりも使い勝手が良い。
このデッキは多くの緑マナと白マナを必要とするが、黒マナはそこまででもない。
つまりアブザンの魔除けと一緒に打つとしたら、残忍な切断よりも簡単な場面が多いということだ。
後手の時は常に抜く候補になるし、先手ミラーでもその場面はある。

残忍な切断

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12枚フェッチランドを使っているということは、常に墓地が肥えているということだ。探査出来る時の切断は、スタンダード最強除去。
常に2枚は使いたいと思っている。

絹包み

silkwrap
減っているとはいえ、搭載歩行機械に対する最高の回答だ。
ジェスカイの最強の武器であるヴリンの神童、ジェイスにも対処できる。
ジェイスに対処出来たなら勝率は跳ね上がるだろう。

ジェイスが環境にあふれているならば、軽い除去は多いほど良い。
繰り返すがドロモカが弱体化しているので絹包みの重要性は増している。更にドロモカの命令の枚数が減っているということは、絹包みの強さがより増していることにもなる。

純正か青入りアブザンか?

私は純正を使う。
乱脈な気孔4枚はコントロール相手に強いし、単純に色を調整してくれる。

青を足す最大の理由は影響力の行使で、アブザン相手に最強のカードだ。
常に2対1が取れ、サイやアナフェンザに強いだけでなく、風番のロックにも回答となる。

放浪する森林は4色目の理由にはならず、ギデオンと比べると雲泥の差だ。
2ターン目の爪鳴らしの神秘家は強いが、それ以降は不要牌だ。
頑固な否認も、クリーチャーや除去を打ち続けるデッキでは、不確定な否認でしかない。

軽蔑的な一撃も、コントロール相手にも先祖の結集デッキ相手にも、脅迫に劣る。同型にも2マナ立てる必要があり、しかも対戦相手は棲み家の防御者を裏向きで出してくるかもしれない。

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サイドボードで使いたくないカード

真面目な訪問者、ソリン

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4マナ域は渋滞していて、ギデオンに遥かに劣る。

黄金牙、タシグル

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サイドボードのタシグルを強いと思ったことが無い。誰に対しても強いが、逆に入れたいタイミングがわからない。
既に2枚の残忍な切断を使っているので、探査カードを増やしたくないという理由もある。

悲劇的な傲慢

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GPではこのカードを使用した。しかし結果、あまり強くなかった。こちらの盤面に何も無く、対戦相手の場に大型クリーチャーが1体だと何の役にも立たない。
赤緑信心相手に、残ったゼナゴスに包囲サイで殴りにいく時代は終わったのだ。
環境は変化していて、いまは新しいラスを打つべき時だ。

無限の抹消

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ジェスカイが減った今では、エルドラージは強いデッキではない。
綺麗なマナカーブで展開して手札破壊があれば勝てるだろう。
エスパードラゴン相手のオジュタイを抜くために使うとも考えられない。よって不要だと考えている。

サイドボードで使いたいカード

神聖なる月光

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新しいテクニックだ。
エルドラージデッキが現れたと思ったら、今度は結集デッキと戦わなければいけない。そしてこのカードは対処されない対策だ。
死霧の猛禽、オジュタイの命令、軍属童の突破にも有効だが、それらのデッキにサイドインすることは無いだろう。

次元の激高

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後手の時には風番のロックへの対抗手段が必要だ。
かつては悲劇的な傲慢だったが既に役目は終わっている。しかし、最強の鳥たちを一掃する手段はやはり必要だ。
次元の激高は8マナに到達できれば4/4を生成できるので、トップデッキ合戦になった時に不要な土地を有効活用できる。

風番のロック

wingmate
3枚目のロックの登場だ。全体除去が無い相手に、綺麗につなぐことが出来れば、1対1交換しようとする対戦相手の戦略を無力化してくれる。それをひっくり返すのは非常に困難だろう。

後編に続きます

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