【雑記】デュエルスペースは商売にならない?あんしんどう事件で考えたカードショップの未来

今朝、TCGプレイヤーとしてショッキングなニュースがありました。
かつて宇都宮でカードショップを運営していた女性が、夫を毒殺しようとして逮捕された、というものです。

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実店舗の維持コスト

死ぬ気でオープンしたお店が上手くいかずに閉店、というのは残念ながらよくある話です。実際、商材知識など競合に負けていた部分もあるのでしょう。
しかし閉店の挨拶にあるように、カードショップは、価格変動に対応できる「専門知識」、ネットショップや大手に対抗できる「価格競争力」、そして何より「店舗の維持費」が重荷になる、というのは非常に実感がこもっていて身につまされる話です。
特にデュエルスペースのための「店舗の維持費」はTCG特有のものであり、しかもプレイヤーになくてはならないものなので、色々と思うところがありました。

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デュエルスペースの価値

かつて渋谷にDCIジャパントーナメントセンターという場所がありました。駅前のビルの1フロアをまるまる使っていて、入場料を払えば1日遊び放題でした。
当時、高校生だった私には1000円の入場料も正直高くて、たま~にいける贅沢な場所だったことを覚えています。ですが、デュエルスペースとしては快適でした。

そして現在、練習や大会で色々なお店のデュエルスペースを使わせてもらっています。
しかし帰り際にふと思うのです。今日、ジュースぐらいしか買ってないな、と。
テナントとして入っているわけですから、当然、私の使ったテーブルにも相当の維持費がかかっているわけです。もしカラオケなら、それなりのお金を払うことになるでしょう(機器代とかは一旦置いておきます)。
そう思うならお金を落としていくべきではあるのですが、悪いとは思いつつ、そのままにしてしまうことが殆どです。

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一つの可能性として

私は、場所貸しに特化したカードショップがあってもいいのでは、と思います。
カードの品揃えは良いがデュエルスペースは狭い店。デュエルスペースは快適だが商品は最低限で席料を取る店。選択肢があった方が、ユーザーも自分の環境やお財布事情に応じて最適な店が選べるのでは無いかな、と。
特にマジックは年齢層が高いので、快適なら席料払ってもいいよ、という層も一定数いるのでは無いでしょうか。個人的には、今ならDCIの1000円も、まぁそんなものかな、で払えます。
もっというと、デュエルスペースにはお金を払う価値がある、立派な商品の一つだと思うのです。

DCIが閉店してしまったことを考えると簡単なことではないとは思いますが、あるユーザーのつぶやきとして何かの参考になれば幸いです。

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