【翻訳】『ゲートウォッチの誓い』ドラフトアーキタイプ解説!青黒編 by Neal Oliver

Channel Fireballより、ニール・オリバーによる『ゲートウォッチの誓い』ドラフトの環境解説記事です。

前回は青白を紹介しました。
第3回目の今回は青黒編をお送りします。

一部省略、意訳を含んでいますので、是非原文も見てみて下さい。


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青黒

以前のアーキタイプ:嚥下と昇華

現在:無色マナタッチ昇華

キーカード

目潰しドローン 思考刈り 本質を蝕むもの コジレックの組み換え
青黒はBFZ環境において、青黒、赤黒、青赤の中で最も遅いエルドラージアーキタイプであり、嚥下・昇華者シナジーを最も有効活用できた。
霧の侵入者 嵐雲のカラス
カードを追放し続けたいデッキは多くなく、重要なカードである霧の侵入者も他のデッキにとっては嵐雲のカラスにすぎない。

かつてのBFZ環境で、昇華者シナジーに追求する価値があったのはよく知られている通りだ。
現在も3パック目に登場するが、OGWのエルドラージテーマは完全に無色に寄っている。
つまりOGWとBFZでは方向性が全く変わるということだ。
しかし都合良くいけば、BFZで他のプレイヤーが興味を失った昇華者を独り占めできる可能性がある。

新環境で青黒をドラフトする場合、常に無色マナを意識すること。
無色マナを使った起動型能力が多く、中盤以降のクリーチャーにも必要になるからだ。
青黒はコントロールデッキになるのが確定なので、目潰しドローンも早い段階でピックできる。
青白などの場合は、無色を使えない可能性がある。
コジレックの組み換えや耕作ドローンもマナ加速や起動型能力の役に立つ。
終末を招くもの
運良く終末を招くものとコジレックの組み換えを同時に取れれば、それだけで勝つこともできるだろう。

最後に、BFZの昇華者を活用する方法について触れておこう。
思考刈りはブロッカーとしても、シナジー持ちとしても活躍する。
複数の役割を果たすカードは、青いデッキでは非常に重要だ。
黒なら絶対に欲しい忘却の一撃にも追放シナジーがある。
運良くこの強力コモン2種をOGWで取れたなら、同時にBFZでも昇華者が使えるということだ。

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評価を上げた『戦乱のゼンディカー』のカード

ウラモグの回収者 塵の予言者 墓の出産
追放カードが減ったので、昇華シナジーは信頼性を失った。
にもかかわらず追放関連のカードが2枚あるのを不思議に思うかもしれない。
タフネス5の重要性が増したのだ。
コモンやアンコモンの大型エルドラージが減ったので、多くのクリーチャーを止めることができる。

墓の出産は23~24手目に回ってくるタイプのカードにみえるが重要なパーツだ。
貴重な追放カードであり、強力な5マナのカードへジャンプする手段でもある。

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評価を下げた『戦乱のゼンディカー』のカード

泥這い 謎めいた巡行者 ウラモグの失却させるもの
なんと哀れな泥這い。
かつて皆に愛されたカードも、今やスポットライトの外側だ。
泥這いは今でも良いカードだが、嚥下の重要性が減り、無色マナが増えたことで1ターン目にプレイできない場面も増えた。
謎めいた巡行者とウラモグの失却させるものは、多くの追放カードを必要とするので、結果として魅力が減ってしまった。

次回は赤黒です!

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