【価格動向】エターナルマスターズのインパクトと期待するもの

昨夜、エターナルマスターズの発売が発表されました。
Force+of+Will+%5BEMA%5D Wasteland+%5BEMA%5D
レガシーの2大必須カードであるForce of Willと不毛の大地が再録されるということで大きなインパクトを与えました。(意志の力と言うのはなんとなく抵抗ありますねw)
再録禁止カードは収録されないということで、早くも市場価格に変動が見られます。
MTG Goldfishの記事を参考にしつつ、個人的な期待も書かせてもらいます。

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値上がったカード

undergroundsea
tundra
badlands
再録禁止カード筆頭、デュアラン。
特に人気の青絡みは敏感に反応しています。

lionseye
デュアランの次に使用枚数が多い再録禁止カードであるライオンの瞳のダイヤモンド。
ストームやドレッジのキーカードであり、代用の効かないカードです。

moxdiamond
モックス・ダイアモンドそこまでレガシーで使われるカードではありませんが、キューブには欠かせないカードということもあって値上がっているようです。
FTV: Relicsへの収録はFOIL再録ポリシーが改定前だったためです。

cityoftraitors
プロツアー『ゲートウォッチの誓い』でみたように2マナランドは強力です。
ただし、古の墳墓がエタマスに収録されると予想されるので、裏切り者の都は極端な値上がりをみせていません。

gaeascradle
ガイアの揺籃の地は既に高かったためか現時点では値上がり傾向はみられません。
ただこれからどうなるかは分からないので、使う可能性がある人は今が買い時かもしれません。

それ以外の主な再録禁止カードは以下の通りです。
どれも今後じわじわと値上がることが予想されます。

・無のロッド
・厳かなモノリス
・直観
・炎の嵐
・浅すぎる墓穴
・魔の魅惑

aaron
またアーロン・フォーサイスがtwitterで、今回収録されるカードはモダン以前が中心になると発言しています。
石鍛冶の神秘家や神ジェイスのような、モダン禁止カードの収録有無は不明です。

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エターナルマスターズに期待すること

以上みてきたようにレガシーで使用率の高い再録禁止カードは軒並み高騰しています。
これに関しては賛否両論あるかと思いますが、個人的にはあまり問題だとは思っていません。
エターナルマスターズとモダンマスターズは本質的に異なるセットだと考えているからです。

モダマスがモダントーナメントの活性化のためにデザインされているのに対して(成功しているかは別として)、エタマスはカジュアルプレイの間口を広げるためにデザインされています。
公式アナウンスにも書いてあります。

このセットはきっと、キューブ・ドラフトをより奥深いものにし、プレイヤーの皆さまが持つ統率者戦やヴィンテージ、レガシーのデッキを強化する助けになるでしょう。

キューブと統率者が、ヴィンテージやレガシーよりも先なのです!

実際のリストが公開されていないのであくまでも憶測ですが、希少性だけで異常に値段が高いカード(Grim Tutorや荊州占拠等)が目玉カードとして収録されるのではないでしょうか。
または陰謀団式療法や水蓮の花びらの様に、レアリティに見合わずに高騰しているカードも。
Force of Willと不毛の大地も元はアンコモンです。

そうすることで、トーナメントフォーマットに関係なくマジックを楽しんでいるプレイヤー、のニーズを満たすことができるでしょう。
上にあげた再録禁止カードは下位互換で代用可能か、特定のデッキでしか使わないカードが中心なので無くても大きな問題にはならないでしょう。

もちろんレガシーで一線級のカード(Karakas?実物提示教育?)も収録されるでしょうし、これを歓迎するエターナルプレイヤーも多いでしょう。
私もその一人です。
ですが、あくまでもエターナルマスターズはマジックの遊び方を広げるためのセットであって、レガシーの参入障壁を下げるものではない、という認識は持っておきたいと思います。
願わくば、エタマスのせいでレガシーのデッキ総額が上がった!、ということにだけはならないことを。

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