【翻訳】無意識が引き起こす3つのミスプレイ+おまけ by Brian Braun-Duin

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Channel Fireballより、BBDによるプレイングの記事です。
通常とは違った視点でプレイングの改善方法を提案しています。
これは誰でも思い当たることがあるのではないでしょうか。
すぐに活かせるテクニックばかりなので、すぐに試してみてください。

一部省略、意訳を含んでいますので、是非原文も見てみて下さい。


マジックに関する記事は基本プレイングの改善について書かれている。
思考囲いをプレイするタイミングや、土地をプレイする順番、マッチアップの改善方法などだ。
ゲーム外で勝率を下げる行動についてはあまり触れられていない気がしている。
ゲーム外というとイカサマを連想させてしまうが、ここで話題にしたいのは姿勢や心がけの問題だ。

今回は無意識に手放してしまっている、勝利につながる情報について掘り下げていこうと思う。
それらの情報は意識せずに受け取っているが捨ててしまっている。
私自身も同じ過ちを繰り返してしまっているし、人間の性なので仕方ない。
今回はそれを気づかせることがこの記事の目的だ。
またそれを知ることで意図しない情報漏洩を少しでも防ぐことができればと思う。

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#1) 対戦相手に自分のデッキを教えない

当然だと思うだろう。
「自分は青白コントロールを使っているから、除去が多めのハンドはマリガンした方が良いよ」などとは言わない。
少なくとも競技レベルでは。

しかし言葉にしなくても対戦相手に情報を与えてしまっていることは多い。
一回のトーナメントで何回かは、対戦相手の与える情報で、座った瞬間にデッキが分かっている(もしくは推測できる)。

代表的なものはこれだ。

前のラウンドのライフメモ

着席してから前のラウンドのライフメモを捨てるまでの間に、驚くほど多くの情報を得ることができる。

溢れかえる岸辺
ライフが何度も1点減っていればフェッチが多めのデッキだろう。

3点ゲインと3点ルーズが繰り返されていれば包囲サイを使っているだろう。

何度も1点ライフのドレインが繰り返されていれば、ズーラポートの殺し屋なのでラリーだろう。

2,3または5点のダメージが多い場合は?
おそらくバントカンパニーだろう。
5点ならオジュタイだ。
13点のライフが突然削られていればティムールの激情と強大化コンボか、アタルカの命令だろう。

前のラウンドの話をする

もし前のラウンドに時間いっぱいまでプレイしていたことを話したら、それは情報を渡していることになる。
時間を長く使うデッキは限られているからだ。
前のラウンドの話をしても得をすることは無い。

例えばGPオクラホマ・シティのTOP8がかかった最終戦のことだ。
対戦相手はエルフを使っていたが、私はそのことを知らなかった。
しかしシャッフル中に、初日全勝を賭けた試合でブラッド・ネルソンを倒したという話をし始めた。
ブラッドは友人なのでエルフに負けたという話は聞いていた。

シャッフルのテクニック不足

シャッフルして対戦相手に差し出すのはよくあることだが、誤ってカードを公開してしまうこともある。
また対戦相手がいかがわしいことをしていないか、そしてしっかりランダム化されているかを注視する必要もある。
対戦相手のデッキをのぞき見ようとすることは無いが、避けられずにそうなることもある。

ズーラポートの殺し屋
これで何かが変わることは多くは無いが、影響する場面も確かにある。
例えば対戦相手がシャッフル中にズーラポートの殺し屋をこぼしてしまい、ラリーだということがわかった。
私はジェスカイブラックをプレイしていたので、1ゲーム目はほぼ勝てない。
唯一の勝ち手段は僧院の導師で圧倒することだけだ。
そのため、土地1枚と導師2枚というリスキーな手札をキープした。
土地さえ引ければ勝つことができる。
しかし対戦相手がラリーだと知らなかったら決してキープしなかっただろう。

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#2) 残り時間を軽視する

まずはじめに、これは時間操作の反則を推奨するものでは無い、ということを強調しておきたい。
自分の得になるような遅延プレイすることは禁じられている。
常にフェアで適切なペースでプレイされなければならない。

しかし残り時間がゲームの一部であることに変わりはない。
多くのトーナメントで引き分けは負けと同意だ。
負けなかったことを喜ぶプレイヤーもいるが、実は結果はもっと悪かったかもしれない。
特に大きなトーナメントほど、引き分けやすい対戦相手とあたる可能性が増えるのは望ましいことではない。

時計を味方につけるにはいくつかの方法がある。

まずはゲーム開始時から時間を気にすること。
多くのプレイヤーがはじめの35分はゆっくりプレイして、残りが15分を切ってから焦っている。
それを避けるためにはじめから気にすればよい。
特に遅いデッキである、ジェスカイブラック・ラリー・ミラクルなどを使っているときに重要だ。

ピア・ナラーとキラン・ナラー
無駄に時間をかけるプレイも避けるべきだ。
ピア・ナラーとキラン・ナラーをプレイしたら相手のターン中にトークンを探せばよい。
はじける破滅をフェッチから打つときも、持ってくる土地を宣言して、対戦相手のターン中にしっかりシャッフルする。
このような小さな積み重ねが10分間は稼いでくれる。
フェッチして、スペルをプレイして、さらに30秒シャッフルを待たされるようなプレイにはうんざりさせられる。
私のターンにシャッフルすれば時間が短縮できるのに。

投了判断も速やかに行おう。
難しい決断だが、明らかに負けている1ゲーム目を10分間も引き伸ばす意味は無い。
すぐに投了することで、残りの2ゲームで時間中に勝ちきれる可能性がうまれる。

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#3) ボディーランゲージに気を付ける

私がマジックをプレイしているときは、意識的に対戦相手の顔を見るようにしている。
盤面や手札を良く見なければいけない場合を除けば、常にだ。
ここからはとても多くのことが読み取れる。
言い換えると、よほど気をつけない限り、ボディーランゲージで多くの情報を相手に与えているのだ。

よくやる間違いは、ドローが悪かった場合に瞬間的に怒ったり、顔をしかめたり、肩をすくめたりすることだ。
ドローが良い場合は、椅子に座りなおしたり、目を一瞬輝かせたりする。
私自身にも悪い癖がある。
フィーチャーマッチのビデオを見返すと、大事な局面でスリーブの角をはじいてしまっていることがある。
これは、勝負したいと気負っている合図だ。
今後はこういうことが無い様にしたいと思う。

マジックでは悪いドローに腹を立てても何も得をすることはない。
むしろ対戦相手にこちらの情報を与えて、行動を変えてしまうかもしれない。
こちらが3枚手札を持っていれば、対戦相手はトリックに備えてアタックを躊躇するだろう。
しかし身振り手振りで引きが悪いことを伝えてしまったら、本当に欲しいカードが引ける前に攻撃されてしまうかもしれない。

おまけ#4)なんでもかんでもジャッジを呼ばない

これは奇妙に思うかもしれない。
実は個人的にはあまり良いことだとは思っていないのだ。
もちろんこれは非常に重要なことだ。
イカサマをしようとする輩は常に存在する。
指摘されない限りペインランドからダメージを受けずにマナを出したり、フェッチのダメージを意図的に忘れたり。
違った土地をフェッチすることもある。
ところで魂火の大導師のライフゲイン忘れを指摘しないのは適正だ。
正直なプレイヤーでもミスを指摘しないことは当然だろう。

対戦相手が不審なことをしたり、イカサマしようとしているときは迷わずジャッジを呼ぶべきだ。
しかし対戦相手がそれらしきことをしていたとしても、ゲームロスや勝ちを拾おうとしてはいけない。
もしも本当に不正を行っていたならば、遅かれ早かれ追放されるだろう。
始めの数回は警告どまりだし、ほとんどの正直なプレイヤーは失敗を繰り返して格上げされることはない。
本当に悪意を持っているプレイヤーは、ジャッジを呼ばないような善意のプレイヤーを狙って行うものだ。
一度それで勝ちを拾うと味をしめてしまう。
おそらく次のトーナメントでも罪を犯すだろう。
最終的には非常に重要なゲームで行うかもしれない。
私でいうと、プラチナやゴールドレベルがかかったマッチだ。

ほとんどの失敗は見逃せるが、イカサマは絶対に許せない。
しかし些細なことですぐにジャッジを呼ぶのもばかげている。
対戦相手を責める意図ではなく、おかしいと思ったときにはっきりさせるために呼ぶべきだ。
ジャッジを呼ばないという判断をする私は、もしかしたら間違っているのかもしれない。
しかし何かにつけて呼ぶのも褒められたものではないと思うのだ。

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