【翻訳】タルキール龍紀伝の5つの新デッキ(後編)白緑アグロ・赤緑ドラゴン・青単信心 by Seth Manfield

TCG PLAYER.comより、強豪プレイヤー セス・マンフィールドによる、タルキール龍紀伝の新デッキ案の紹介です。
今回は前編に引き続き、後編として白緑アグロ・赤緑ドラゴン・青単信心を紹介します。

一部省略、意訳を含んでいますので、是非原文も見てみて下さい。



これが緑白アグロのデッキリストだ

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GW Aggro by Seth Manfield


4:《族樹の精霊、アナフェンザ/Anafenza, Kin-Tree Spirit》
3:《オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos》
4:《ドラゴンを狩る者/Dragon Hunter》
4:《羊毛鬣のライオン/Fleecemane Lion》
4:《マルドゥの悲哀狩り/Mardu Woe-Reaper》
4:《万神殿の兵士/Soldier of the Pantheon》
3:《風番いのロック/Wingmate Roc》

2:《払拭の光/Banishing Light》
4:《城塞の包囲/Citadel Siege》
4:《ドロモカの命令/Dromoka’s Command》

2:《森/Forest》
4:《マナの合流点/Mana Confluence》
10:《平地/Plains》
4:《豊潤の神殿/Temple of Plenty》
4:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》


Anafenza, Kin-Tree Spirit Dragon Hunter Mardu Woe-Reaper Dromoka's Command
タルキール覇王譚以降、白系のアグロデッキは存在していなかった。
族樹の精霊、アナフェンザがこの状況を変えてくれるだろう。
このリストはほぼ白単で、羊毛鬣のライオンとドロモカの命令をタッチしている。
クリーチャーはどれも強力で、1マナパワー2が12枚入っている。
但しタフネスは1なので簡単に相打ちされてしまう。
しかし新アナフェンザがいれば、どれも3/2にすることができる。
更に城塞の包囲も小型クリーチャーを巨大化させてくれる。

伝統的に緑白デッキはクリーチャーの質が高く、このデッキも例外ではない。
羊毛鬣のライオンとブリマーズが優秀なのは既に証明されている。
しかしこのデッキはオールイン型のアグロではないので、よりマナコストの高いクリーチャーも必要だ。
風番いのロックはその役目に最適で、とどめとなる。

アナフェンザと加えて、もう一枚新しいカードがドロモカの命令だ。
これも2/1を強化して、より打点を稼ぐのに役に立つ。
ドロモカの命令は、龍紀伝の命令サイクル最強で、他にも色々な使い方ができる。
2マナで強化と除去ができるだけでなく、エンチャント対策にもなり、この能力がかなり重要だ。
ドロモカの命令があることにより、緑白はトップクラスのデッキになったといえるだろう。

では次にいってみよう

次に紹介するデッキが、今後最も活躍するデッキになると真剣に予想している。
赤緑ドラゴンアグロのデッキリストだ。

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RG Dragon Aggro by Seth Manfield


2:《灰雲のフェニックス/Ashcloud Phoenix》
2:《加護のサテュロス/Boon Satyr》
4:《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
4:《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》
4:《爪鳴らしの神秘家/Rattleclaw Mystic》
4:《嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon》
4:《雷破の執政/Thunderbreak Regent》

3:《アタルカの命令/Atarka’s Command》
4:《火口の爪/Crater’s Claws》
4:《龍詞の咆哮/Draconic Roar》
3:《かき立てる炎/Stoke the Flames》

5:《森/Forest》
3:《マナの合流点/Mana Confluence》
6:《山/Mountain》
4:《奔放の神殿/Temple of Abandon》
4:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》


Thunderbreak Regent Atarka's CommandDraconic Roar
赤緑アグロ自体は前から存在していたが、これは少し構成が異なっている。
私はスポイラーを見ながら、4マナ以下のドラゴンがいないか探していた。
1枚ぐらいはあると思っていたが、雷破の執政ほど強いカードがあるとは思わなかった。
4マナ4/4飛行だけでも充分じゃないかい?
デッキに8枚ドラゴンがいるので、龍詞の咆哮が、マナ拘束が緩く、上陸も不要な最強の火力になった。

ドラゴンシナジーもあるが、このデッキはそれだけではない。
マナ加速から熟達扇動者を出すことや、パワー4のクリーチャーも豊富にいることが、デッキパワーを上げている。

火力の質が高いことも、デッキをより良いものにしてくれている。
雷破の執政が除去されると、本体に稲妻まで飛ばせるのだ。
火口の爪やかき立てる炎の強さは言うまでもない。

また3枚のアタルカの命令も採用している。
本体3点火力から始まり、包囲サイのゲインを妨害したり、ドラゴンを1ターン早くプレイできたり、全体強化にも使うことができる。
4枚にすることを検討してもよいと思う。

もう充分だって?
まだ作成中なのだが、もう一つだけ紹介させてほしい。
青単信心に関する評判を聞いていたので実際に組んでみた。
これがデッキリストだ。


Monoblue Devotion by Seth Manfield
4:《惑乱のセイレーン/Hypnotic Siren》
4:《波使い/Master of Waves》
3:《精神奪い/Mindreaver》
1:《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》
4:《岸砕きの精霊/Shorecrasher Elemental》
4:《層雲の踊り手/Stratus Dancer》
4:《海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea》

2:《タッサの二叉槍/Bident of Thassa》
4:《雲変化/Cloudform》
2:《解消/Dissolve》
1:《変身術士の戯れ/Polymorphist’s Jest》
2:《虚空の罠/Void Snare》

22:《島/Island》
3:《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》


Shorecrasher Elemental Stratus Dancer
岸砕きの精霊は間違いなく強力なカードだが、青単でしか使うことが出来ない。
今こそタッサを見直す時だろう。
タッサを雲変化できれば非常に強力だ。
精神奪いは強くないが、信心のために必要だった。

層雲の踊り手も龍紀伝からの新カードで、雲変化との相性も良い。
以前の青単と違って、惑乱のセイレーンのためにニクソスを多めにしている。
このバージョンがどれだけ強いかは分からないが、試す価値はあるだろう。
環境が大きく変わったのだから。

読んでくれてありがとう。

Seth Manfield

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