【翻訳】パンテオンデッキテク:緑黒過ぎ去った季節コントロール by Jon Finkel

Channel Fireballより、プロツアーの興奮も冷めやらぬ中ですが、早くもフィンケルから緑黒コントロールの解説記事が届きました。
闇の誓願4積み&過ぎ去った季節という驚きの構成でしたが、その強さはTOP8に入ったことからも証明されています。
緑のスフィンクスの啓示ともいえる過ぎ去った季節は一度使えばクセになること間違いないです。

一部省略、意訳を含んでいますので、是非原文も見てみて下さい。


今回パンテオンのほとんどのメンバーが、プロツアーで使ったデッキを紹介しよう。
過ぎ去った季節はMOで0.4チケのカードだった。
日曜日には値段が爆発していて我々が爪痕を残せた結果だろう。
このデッキの原型はリードとビリーが作り、クネオが整えた。
リードの好きなデッキと言えば?
クズカードと思われているカードを使った緑黒ミッドレンジだ。
さらにビリーとクネオは新しいスフィンクスの啓示を見つけだした。

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キーカード

骨読み 過ぎ去った季節 ニッサの復興

これらを組み合わせると起こることはなんだろう。
手札破壊、除去、骨読み、そして過ぎ去った季節というスフィンクスの啓示とニッサの復興が待っている。
我々はニッサの復興をプロツアーで使った唯一のプレイヤーだろう。

このデッキは小型クリーチャーから大物まで対処できる。
人間デッキは衰滅の恐怖にさらされるし、ケアしすぎれば過ぎ去った季節が間に合ってゲームオーバーだ。

ミッドレンジ全般にも相性が良い。
ニッサの復興と過ぎ去った季節に匹敵するエンジンは無いからだ。
一度でも過ぎ去った季節が解決されたら起こることは、手札破壊、ペディション、ニッサの復興、幾つかの強力カード、沢山の土地、そして40点のライフだ。
対戦相手の手札はほぼ空なので、後はお好きにどうぞ、だ。
カリタス、風切る泥沼、ニッサはどれも素晴らしく、どれも抜く必要はない。

このデッキの最も残念な点は、バントカンパニーが得意でないことだ。
プロツアーで最も多いデッキに過ぎ去った季節はそこまで強くないのだ。
唯一のアドバンテージは、こちらは気の遠くなるほどカンパニー相手に練習してきたことだ。
スタンダードで全く予測のつかない攻め方のデッキと対戦することは少なく、そのアドバンテージも甘く見てはいけない。
バントカンパニーにはキツくても、バントカンパニーをメタったデッキには強い。
中型クリーチャーを使ったデッキが特に有利で、カンパニー用にチューンされているならなおさらだ。

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ランプ相手のマッチアップ

無限の抹消 闇の誓願

さらに面白いのがランプ相手だ。
本来であれば勝率は5%を切るぐらいだが、メインから入っている無限の抹消が、むしろ有利にしてくれる。
5ターン目の闇の誓願からプレイできれば十分だろう。
そして過ぎき去った季節で更にウラモグも抜ける。
アタルカとチャンドラだけなら難なく対処できる。
多くのサイドボードのシルバーバレットはマッチアップを劇的に改善するのに、無限の抹消がメインから入っているのは大きい。

私の予想ではリードがTOP8に入ると思っていた。
最近の好調ぶりをみていると2回目のプロツアーTOP8も不思議ではない。
ビリーやクネオも同様だ。
今回のオーウェンは呪われているとしかいえない成績だった。
誰よりも練習していたし、トップメタのどれにも良い結果をだしていたからだ。
時間が経てば今回の結果の意味もはっきりするだろう。

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Green/Black Control

12:《沼/Swamp》
5:《森/Forest》
4:《風切る泥沼/Hissing Quagmire》
3:《進化する未開地/Evolving Wilds》
2:《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
2:《ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet》
2:《巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer》
2:《強迫/Duress》
2:《精神背信/Transgress the Mind》
4:《衰滅/Languish》
4:《闇の誓願/Dark Petition》
1:《ニッサの復興/Nissa’s Renewal》
2:《過ぎ去った季節/Seasons Past》
2:《究極の価格/Ultimate Price》
4:《闇の掌握/Grasp of Darkness》
4:《骨読み/Read the Bones》
1:《無限の抹消/Infinite Obliteration》
3:《破滅の道/Ruinous Path》
1:《死の重み/Dead Weight》

サイドボード
3:《帰化/Naturalize》
1:《悪性の疫病/Virulent Plague》
2:《強迫/Duress》
3:《死の重み/Dead Weight》
1:《ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet》
1:《翼切り/Clip Wings》
1:《護法の宝珠/Orbs of Warding》
1:《究極の価格/Ultimate Price》
1:《無限の抹消/Infinite Obliteration》
1:《不屈の追跡者/Tireless Tracker》

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