【翻訳】新サリア「異端聖戦士、サリア」について。カーステンの考察(後編) by Frank Karsten

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Channel Fireballより、前編に引き続き『異界月』の目玉レアである新サリアこと《異端聖戦士、サリア》についてのフランク・カーステンの考察です。
今回は前編をお送りします。

一部省略、意訳を含んでいますので、是非原文も見てみて下さい。


前編はこちら

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対戦相手のコントロールクリーチャーはタップ状態で戦場に出る

スタンダードに限っていうと、この能力は本当に強力だ!

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この能力はかつてナヤブリッツやエスパー人間で使っていた、威圧する君主を思い出させる。
常に妨害手段として働き、有利な状況をつくれる。
さらに現在のスタンダードでは、二つの理由でさらに重要になっている。

ニッサとギデオンに強い

この2枚が現在のベストデッキの主軸であり、トークン生成能力で自身を守れる。
もしそれらがタップ状態になったらブロッカーがいない状態となり、簡単に倒せるだろう。
これはデカい!

瞬速持ちに強い

現在のスタンダードでは、マナが立っている相手に攻撃するのは非常に危険だ。
アヴァシン、集合した中隊はもちろん荒野の確保もある。
サリアがいればこれらのブロッカーに怯える必要も無くなる。
それらをすり抜けて攻撃できる。
この二つの理由に加えて、ナヒリの-2能力とも相性が良いので、ナヤミッドレンジに入るかもしれない。
デッキ的に合わないかもしれないが検討してみてもよいだろう。
無謀な奇襲隊や現実を砕くものも止められるし、新エムラクールに奪われたターンにブロックされないというメリットもある。
唯一の例外はオーメンダールだ。
変身は戦場に出るわけではないので注意してほしい。

モダンでは対クリーチャー能力は、スタンダード程は活躍しないし、対土地ほどのインパクトもない。
それでもタルモゴイフや波使いのブロックを防いでくれるのは役には立つ。
また白系のクリーチャーデッキに入ることになるが、そもそもブロックする気のない、親和や感染などのハイパーアグレッシブなデッキには意味がない。
私の予想だと、裂け目の突破や御霊の復讐、ナヒリの対策として、召喚の調べから出てくることが多いだろう。
もし先出ししてしまうと、ターンエンドにプレイされたり、ナヒリもドロー能力を使われ続けてしまうだろう。

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何枚デッキに入れるべきか

サリアは伝説なので複数枚引きたくない。
4枚デッキに入れた場合、2枚以内(先手なら3ターン・後手なら4ターン)に2枚以上引く確率は13%だ。
3枚なら7%で2枚なら3%だ。
もちろん枚数を増やすほど集合した中隊で被ってしまう可能性も高くなる。

このことと他の3マナ域との兼ね合いや、戦闘で死ににくいことを考えると2枚にしたいところだが、先手なら3枚だろう。

先手の時に枚数を増やしたい理由は、対戦相手を妨害して、先手の有利をさらに確実にしたいからだ。
しかし押し込まれているゲームではあまり活躍しないので、後手の時はあまり強くないだろう。

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使いたいデッキは?

モダンではアブザンカンパニーに1枚挿しして、召喚の調べで裂け目の突破などに対策する。
初手に引いてしまっても、稲妻を構えられていない限りは、マナクリから2ターン目に出すことができるし、この動きはどのデッキにも強力だ。
赤くないデッキ相手に、先手の時に2枚目を足すのは悪くないと思う。

スタンダードでは、まさしくR&Dが想定した通り、サリアの副官を使った人間デッキに合うだろう。
白単ウィニー用の能力で使いどころだといえる。
白単は大抵1スロットは空きがあるので(大抵は、領事補佐官、ハンウィアーの民兵隊長、アナフェンザ、無謀な奇襲隊などが入る)、サリアもその検討対象になるだろう。

土地18枚のデッキに、除去でテンポを取られる可能性のある3マナの重たいクリーチャーは入れても1枚だろう。
しかし2/1の攻撃を通すには非常に有効だし、これまで親和を使っていた経験から、5枚目の3マナとして使うデッキもあるかもしれない。
土地とセットでサイドボードにいれるのもよいだろう。

やはりバント人間で使いたい。
3マナは集合した中隊には完璧だし、副官との相性もバッチリだ(対戦相手のエンドに出ると最高だ)。

現在のバント人間の多くが変位エルドラージを採用しているが、異端聖戦士、サリアの方が優れていると考えている。
これについてはパスカル・メナードが近いうちに何か言うだろう。
両方を選んでもよいが、なにより副官を考えると人間のメリットがある。
また荒地や4枚のヤヴィマヤの沿岸など無色マナを入れなくてよいのも評価できる。

Bant Humans

6:《平地/Plains》
3:《森/Forest》
1:《島/Island》
4:《進化する未開地/Evolving Wilds》
4:《要塞化した村/Fortified Village》
2:《梢の眺望/Canopy Vista》
3:《大草原の川/Prairie Stream》
2:《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
3:《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》
3:《薄暮見の徴募兵/Duskwatch Recruiter》
2:《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》
4:《ラムホルトの平和主義者/Lambholt Pacifist》
4:《サリアの副官/Thalia’s Lieutenant》
4:《反射魔道士/Reflector Mage》
4:《不屈の追跡者/Tireless Tracker》
2:《異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar》

1:《オジュタイの命令/Ojutai’s Command》
4:《集合した中隊/Collected Company》
4:《ドロモカの命令/Dromoka’s Command》

サイドボード
3:《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》
3:《否認/Negate》
2:《石の宣告/Declaration in Stone》
2:《棲み家の防御者/Den Protector》
1:《大天使アヴァシン/Archangel Avacyn》
1:《悲劇的な傲慢/Tragic Arrogance》
1:《巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer》
1:《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid》
1:《異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar》

いい感じだ!

追記:青単プリズンはまったくサリアの能力の影響を受けないデッキだ。

こちらもおススメ!

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