【翻訳】キープ?マリガン?PVからの挑戦状 パート4 by Paulo Vitor Damo da Rosa

Channel Fireballより、前回に引き続き、PVによるマリガン判断の記事です。
今回も様々なケースが紹介されています。

一部省略、意訳を含んでいますので、是非原文も見てみて下さい。


キープ?マリガン?劇場にようこそ!
今回は実際にプロツアータルキール龍紀伝で直面した状況を紹介しよう。

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手札1

335 (5)335 (5)335 (5)347347en_rlz42ff7hv

プロツアーのドラフトラウンド中。
2マナ、3マナに恵まれた強い青緑をプレイしている。
対戦相手はアグレッシブな赤黒で、あなたは後手。
マリガン後の手札はこう

回答:マリガン
この手札は色事故を起こさないことは保証してくれる(そして5枚になると事故率は増える)。
しかし本当に欲しいのは良いマナカーブで、しかも後手で赤黒相手だ。
もちろん都合よくクリーチャーが引ければ最高だが、マリガンした方が最終的な確率は高いと感じている。

先手であればキープする。
序盤のプレッシャーを受けづらく、1枚でもスペルを引ければ天上の待ち伏せまで持ち堪えられるだろう。
先手なのでマリガンのリスクが高くなるということもある。
しかし後手ではやはりマリガンなのだが、プロツアーで見かけたプレイヤーはキープしていた。

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手札2

339 (2)LynUyfrQC7fE4mcecrux_of_fatecrux_of_fatedragonlordojutaianticipate (1)heroesdownfall (1)

エスパードラゴンをプレイしていて、先手で緑白信心との1本目。
手札はこう

回答:キープ
通常であればマリガンだ。
青マナが無いし、重すぎる。
しかし信心相手であれば、最も強いカードである命運の核心&オジュタイ、までの時間を稼げるだろう。
信心相手に欲しいカードが、土地以外は、全て揃っているし、引くまで待つことができる。
1枚青マナが引ければ、もう1枚期待できるし、それが占術であることを祈るばかりだ。
タップインでテンポを失っても命運の核心で取り戻せるし、囁きの森の精霊対策に英雄の破滅もある。
対戦相手のデッキが分からなければ絶対にキープしないが、このときは信心だという確信があった。

プロツアーのプレイヤー(私)は実際キープした。
実際は信心ではなく、緑白アグロだったが都合よく動くことができた。

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手札3

tofabandon elvishmystic sylvancaryatid rattle PolukranosWorldEater surrakthehuntcaller2 ugin

赤緑信心をプレイしていて対戦相手はエスパードラゴン。
後手の3ゲーム目で手札はこう

回答:マリガン
3ターン以内に2枚土地を引けなければ、この手札は重過ぎる。
青黒系のデッキは2マナの除去が多く、女人像すらシルムガルの嘲笑される可能性がある。
土地が少なく、マナクリ多めの手札は、マナは充分あるが(実質4枚)、時間がかかるので、回答を用意されてしまう。

またこのマッチアップで強力なカード(ゼナゴス、狩猟者、囁き森)もなく、最高の動きは3ターン目のポルクラノスだ。
しかしそれは簡単に対処されてしまう。
プロツアーのプレイヤーはキープしていた。

手札4

temple scgmgk2cDNbg856j (1)339 (2)dragonlordojutaidragonlordojutaisilumgarsscorndissolve

エスパードラゴンをプレイして、不明な対戦相手に後手。
手札はこう

回答:マリガン
不明な対戦相手にこの手札はリスクが高すぎる。
もちろん2枚目のアンタップ青マナを引ければ強力だが、それを逃した瞬間巻き返すことが出来ない。
そして受け身になってしまうとカウンターが役に立たない。
土地が引けてもタップインだと同じ結果になるだろう。
土地6枚になるとしてもマリガンすべきだ。
私が見たプレイヤーもマリガンしていた。

手札5

335 (5)347343 (2)en_GNOZO87Pyqen_epejjt54g1ojutaissummons

青赤タッチ6/4アタルカをプレイしている。
対戦相手は後手で緑白のアグレッシブなデッキ。
手札はこう

回答:マリガン
アグレッシブな相手には遅すぎる。
見えている初動が4ターン目のドロースペルというのは許容できない。
この手の手札をキープするならば、信頼のおける4マナブロッカーか、対立の終結のように、5ターン目に盤面をひっくり返せるときだけだろう。
しかし4マナクリーチャーがいたとしても躊躇してしまう。
結局どちらも持っていないのでマリガンだが、私が見たプレイヤーはキープしていた。

今回はここまで!
また興味深い手札があったら教えてほしい。

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