【まとめ】硬化した鱗デッキが登場!プレイングと対策方法は!?他

先週アメリカで、GPヒューストンが開催されました。
優勝は順当に4色ラリーだったものの、台風の目になったのは、なんと硬化した鱗デッキでした!
PVやブラッド・ネルソン、パスカル・メイナードといった多くの強豪プレイヤーが選択し、TOP8にも2人を送り込みました(9から32位までのリストも公開されています)。
今週の最注目デッキになることは間違いないので、トーナメントレポートと合わせて回し方を研究してみましょう。

スポンサーリンク

スタンダード

硬化した鱗デッキ プレイングガイド> by Chapman Sim

GPヒューストンでTOP8に入ったシム・チャップマンによるトーナメントレポートです。
直前に開催されたRPTQで権利獲得を逃して途方に暮れていたところ、パスカル・メイナードに鱗デッキをシェアしてもらったそうです。

Hardened Scales
Grand Prix Houston 2016 – Top 8)
2:《梢の眺望/Canopy Vista》
2:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
10:《森/Forest》
2:《平地/Plains》
4:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》

4:《アブザンの鷹匠/Abzan Falconer》
4:《毅然さの化身/Avatar of the Resolute》
4:《果てしなきもの/Endless One》
4:《搭載歩行機械/Hangarback Walker》
4:《マナ喰らいのハイドラ/Managorger Hydra》
4:《鱗の召使い/Servant of the Scale》

4:《ゼンディカーの代弁者、ニッサ/Nissa, Voice of Zendikar》

4:《ドロモカの命令/Dromoka’s Command》
4:《硬化した鱗/Hardened Scales》

サイドボード
2:《アブザンの戦僧侶/Abzan Battle Priest》
2:《アラシンの上級歩哨/High Sentinels of Arashin》
2:《進化の飛躍/Evolutionary Leap》
2:《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》
3:《神聖なる月光/Hallowed Moonlight》
2:《絹包み/Silkwrap》
2:《勇敢な姿勢/Valorous Stance》

硬化した鱗 ゼンディカーの代弁者、ニッサ
まずゼンディカーの代弁者、ニッサの存在がデッキパワーを大きく引き上げました。
さらに飛行が強い環境なのでアブザンの鷹匠もフィニッシャーとなります。
同様の理由で毅然さの化身は攻守に活躍します。

毅然さの化身 アブザンの鷹匠
環境的に、バントカンパニーなど最低限の除去しかないデッキが多いので、マナ喰らいのハイドラや鷹匠のように動き始めるまでに時間がかかるクリーチャーも許されます。

除去満載のデッキがきついので、進化の飛躍を引けない場合は、アブザンの魔除けをドローで使わせるなど、うまく立ち回る工夫が必要になります。

相性が最も悪いのは赤黒ドラゴンで、除去されつつ、鷹匠の飛行プランもつぶされてしまいます。
また反射魔導士も大敵で、育てた搭載歩行機会をバウンスされると最悪です。
その際はドロモカの命令を自殺用に使えるように調整しましょう。
また反射魔導士を構えていそうなときは、鷹匠からプレイするのも有効です。

アラシンの上級歩哨
ナイスサイドカードはアラシンの上級歩哨だったそうです。
もともと飛行を持っているだけでなく、鷹匠に+1カウンターを与えることもできます。
鱗との相性は言わずもがな。

鱗キラー?カイルのマルドゥグリーンガイド> by Kyle Boggemes

以前も紹介したカイル・ボゲメスによるマルドゥグリーンですが、トーナメントレポートとサイドプランガイドが公開されています。

Sylvan Green
2:《不毛の地の絞殺者/Wasteland Strangler》
4:《ゴブリンの闇住まい/Goblin Dark-Dwellers》
4:《包囲サイ/Siege Rhino》
4:《森の代言者/Sylvan Advocate》

3:《アブザンの魔除け/Abzan Charm》
4:《はじける破滅/Crackling Doom》
1:《破滅の道/Ruinous Path》
2:《焙り焼き/Roast》
3:《骨読み/Read the Bones》
3:《精神背信/Transgress the Mind》
4:《絹包み/Silkwrap》

1:《森/Forest》
1:《山/Mountain》
1:《平地/Plains》
2:《沼/Swamp》
1:《燃えがらの林間地/Cinder Glade》
2:《梢の眺望/Canopy Vista》
2:《鋭い突端/Needle Spires》
2:《燻る湿地/Smoldering Marsh》
2:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4:《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
4:《乱脈な気孔/Shambling Vent》
4:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》

サイドボード
2:《先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost》
2:《光輝の炎/Radiant Flames》
2:《神聖なる月光/Hallowed Moonlight》
2:《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》
1:《ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet》
2:《強迫/Duress》
1:《無限の抹消/Infinite Obliteration》
1:《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis Reignited》
1:《破滅の道/Ruinous Path》
1:《不毛の地の絞殺者/Wasteland Strangler》

絹包み
このデッキの特徴は焦熱の衝動の代わりに絹包みを採用している点ですが、これが鱗デッキに非常に有効です。
果てしなきものや搭載歩行機械などをキャッチできればドロモカの命令もケアできますし、大きくなったクリーチャーも関係なく除去することができます。

ニッサを高速展開されたときが負けパターンですが、現在のメタにあったカード選択といえるでしょう。

Channel Pardee Time – Standard Hardened Scales> by Sam Pardee

スポンサーリンク

レガシー

Channel LSV – Legacy Reanimator> by Luis Scott-Vargas

スポンサーリンク

こちらもおススメ!

スポンサーリンク

フォローして頂くと最新情報を逃しません!

コメントをどうぞ