【価格情報】強力なボックスプロモは有りか無しか?運命のきずな狂騒曲

プロツアーでDavid WilliamsやRaphael Levyといった強豪プレイヤーが運命のきずなを使用したターボフォグで結果を残したことが、メタゲーム以外にも議論を巻き起こしています。

まずはデッキのおさらいです。

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ターボフォグ

Bant Nexus
David Williams
5th Place at Pro Tour on 8/3/2018

2:《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》
4:《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》

4:《楽園の贈り物/Gift of Paradise》
1:《ミラーリ予想/The Mirari Conjecture》
2:《天才の片鱗/Glimmer of Genius》
4:《花粉のもや/Haze of Pollen》
4:《運命のきずな/Nexus of Fate》
4:《根の罠/Root Snare》
2:《アズカンタの探索/Search for Azcanta》
1:《カーンの経時隔離/Karn’s Temporal Sundering》
4:《航路の作成/Chart a Course》
2:《黄金都市の秘密/Secrets of the Golden City》

4:《森/Forest》
4:《島/Island》
1:《植物の聖域/Botanical Sanctum》
3:《氷河の城砦/Glacial Fortress》
4:《内陸の湾港/Hinterland Harbor》
4:《灌漑農地/Irrigated Farmland》
4:《まばらな木立ち/Scattered Groves》
2:《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》

サイドボード
4:《刻み角/Manglehorn》
2:《ジェイスの敗北/Jace’s Defeat》
4:《否認/Negate》
2:《遵法長、バラル/Baral, Chief of Compliance》
1:《原初の潮流、ネザール/Nezahal, Primal Tide》
2:《浄化の輝き/Cleansing Nova》


基本戦略はプレインズウォーカーをフォグと追加ターンで使いまわし、アドバンテージ差で勝利するというものです。
デッキとしては至極真っ当なものですが一つ大きな問題があります。

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プレイアブルなボックスプロモ

このデッキの問題はただ一つ、運命のきずながボックスプロモであり、ブースターパックからは出ないカードである、ということです。
本来ボックスプロモは、構築済みデッキのプレインズウォーカーのように、カジュアルプレイ用であったはずです。
(本来、神話レアも強さではなくストーリー重視という話でしたが。。。)

しかも今回はボックスプロモということで、希少度は神話レアどころではありません。
なにしろパックをいくら剥いても絶対に出ないんですから。
その様なカードがスタンダードのトップメタに4積みされるというのは、突然レガシーのカードが混じった様なものです。

StarcityのライターBRYAN GOTTLIEBは最高で$90近くまで上がってしまってもおかしくないし、そうなったら値段は戻らないだろう、と危惧しています。

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ウィザーズへの対応

メタゲームの移り変わりの中で、ターボフォグがTier1とならなかったとしても、充分な強さをもったデッキであることは皮肉にもプロツアーが証明してしまいました。

Channel FireballのMatt Sperlingは今回の事態に対して、ウィザーズは誤りをしっかりと認めるべきだ、と強く主張しています。
実際、MOではトレジャーチェストからの出現率を上げており、彼らも間違いを正そうとはしています。
その上でウィザーズの取るべきことは、速やかに対策カードをつくることだ、とMattは主張しています。

ただ、個人的には1枚のカードに対するメタカードは、よほどそのカードが支配的でない限り、効果的に働いた試しがないという印象があります。
またそこまでターボフォグが支配的になれば、自然と禁止カードに指定されるでしょう。

私は、ウィザーズが誤りを認めることは当然として、次のセットや構築済みデッキに封入するのが対策としては良いのではないかと考えています。
また、不満に思っている、ということをSNSやブログで表すことが現在できる最大の行動だと思います。

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