【翻訳】LSVのプレイング 天使とゴブリン ―ルールの相互作用― by Luis Scott-Vargas

Channel Fireballより、恒例のLSVのプレイングガイドの記事です。

今回はスタンダードで、ジェスカイ対白単信心の対戦です。
ギデオンや徴税の大天使を置かれて厳しい状況ながら、2枚のジェスカイの魔除けという爆弾も握っています。
詳細なルールを知っているかどうかで、ベストな選択肢を取れるかが変わります。
是非一緒に考えてみてください。

一部省略、意訳を含んでいますので、是非原文も見てみて下さい。

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今回の状況

あなたはスタンダードでジェスカイをプレイしていて、現在は第一メインフェイズだ。


Jeskai
3:《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
3:《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge》
4:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2:《島/Island》
2:《平地/Plains》
2:《山/Mountain》
4:《神秘の僧院/Mystic Monastery》
3:《凱旋の神殿/Temple of Triumph》
2:《天啓の神殿/Temple of Epiphany》

4:《カマキリの乗り手/Mantis Rider》
4:《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy》
3:《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》
2:《道の探求者/Seeker of the Way》
3:《魂火の大導師/Soulfire Grand Master》

4:《ジェスカイの魔除け/Jeskai Charm》
4:《かき立てる炎/Stoke the Flames》
1:《オジュタイの命令/Ojutai’s Command》
4:《勇敢な姿勢/Valorous Stance》
4:《乱撃斬/Wild Slash》
2:《時を越えた探索/Dig Through Time》

サイドボード
1:《対立の終結/End Hostilities》
1:《前哨地の包囲/Outpost Siege》
2:《否認/Negate》
2:《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
1:《時を越えた探索/Dig Through Time》
2:《焙り焼き/Roast》
1:《消去/Erase》
1:《異端の輝き/Glare of Heresy》
2:《龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai》
2:《神々の憤怒/Anger of the Gods》


WTP41

今回はルール的に特殊な状況でのプレイになる。

まず徴税の大天使を攻撃前にトップに置かない限り、効率が非常に悪くになってしまう。
多くのマナが必要になる上に、クリーチャーのサイズでも負けている。
熟達扇動者は白蘭の騎士に、カマキリは天使に一方的に打ち取られる。

また自分のライフは何回かの攻撃に耐えられるだけは保っている。
白単側からみると、ヘリオッドの槍あたりをトップデッキしたいところだろう。
対戦相手の手札が空だということも大きな判断材料だ。

最後に、大天使と熟達扇動者のルールを知っていることが重要だ。
アタックにマナが強制されるので、払わずにアタックしない、という選択をすることができる。
ギデオンのアタック強制についても同様だ。
そのおかげで、黙ってゴブリンが増えるのを待てる、という珍しい状況になっている。

このプランを取る場合、カマキリをプレイするかジェスカイの魔除け用にマナを立たせるかの2択になる。
私はターンをそのまま返して、対戦相手のエンドに大天使をライブラリートップに置き、2枚目の魔除けで全体強化するのが良いと思う。
しかもアンタップインランドが引ければ追加のカマキリもプレイできる。

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私のプレイ

自分のターンを終了し、対戦相手のエンドステップに徴税の大天使をジェスカイの魔除けでライブラリートップに置く。
その後、全てのクリーチャーで攻撃し、ジェスカイの魔除けで+1/+1とライフリンクを与える。

もし土地を引いてプレイした場合、もう1ターンの猶予がうまれ、さらにライフゲインするチャンスが増える。
いずれにせよ今回のシナリオは、カード同士の相互効果を知っているかどうか、で全く変わってくる。

ではまた面白い状況があれば送ってきてほしい!

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